結論、料理をやめたら家族も私ももっと幸せになりました。
毎日、仕事と育児と家事でフル回転。
保育園にお迎えに行って、帰宅したらランドセルや荷物の片付け、洗濯物の取り込み…
そんな私の悩みのタネが料理でした。

特に平日の夕食ははため息ばかり…
そんな私が「もう料理やめたい!」と思ったのは、疲れ果てたある平日の夜でした。
その日を境に、私は少しずつ“作らない暮らし”にシフトすることに。
今は料理を手放したことでメリットの方が多いと実感しています!
この記事では、料理をやめたいと思っているワーママに向けて、私の体験談と解決策をまとめます。
- ワーママが夕飯作りをやめたらどうなる?
- 心の余裕が生まれた私に起きた変化
- 家族の反応
- 料理をやめることへの罪悪感は払拭できた?


毎日の料理がつらくて限界だった私の話
私は元々、料理が好きでした。
夫婦二人の頃は、休日に牛すじカレーなど手の込んだ料理を作って楽しんでいたほど。
何時間もお鍋でコトコト煮込んで、ゆっくり食べる時間が好きだった
でも、子どもが生まれ仕事復帰すると、楽しかった料理がだんだん苦痛に変わっていきます…。
仕事から帰っても戦争状態だった夕方
無理やり仕事を切り上げて、時計とにらめっこしながらダッシュで保育園へお迎え。
帰り道では寄り道や公園遊びでなかなか家にたどり着けず…
やっと自宅に到着するやいなや、次に考えるのは「今日の夕飯どうしよう…」
そんなことを考えている間も「ママ、見て!」「抱っこして!」の声。
お腹は空くけど、料理に集中できる状態じゃない!
早く夕飯作って食べさせないと就寝時間も遅くなる…!
思い通りに進まない状態にイライラと焦りのループが止まりませんでした。

学校や保育園で頑張ってきた子どもたちの話も聞いてあげたいのですが
余裕がなかったですね…
むしろ、イライラが募っていました
献立を考える時間すらストレス
当時、唯一の一人時間は通勤電車に揺られている間だけでした。
でもその時間さえ、頭の中は家のことでいっぱい。
「夕飯何にしよう…」「給食と被らないメニューにしなきゃ」
本当は通勤時間くらい、自分の好きなことに使いたかったのに、
ずっと献立を考えている自分がいました。
「手抜きしたいけど罪悪感…」の悪循環

疲れ切ったある日、思い切って帰り道にお弁当を買って帰ったことがありました。
でも、子ども連れで買い物に行くのはそれだけで一苦労。
子どもに自由に選ばせたメニューは、
あまり食べられないものだったりして、「なんでそれ…」と内心イライラ。
結局、私はその残り物を食べ、子どもも大して食べず、栄養バランスも微妙。

しかも高くつくし、「これなら作ればよかった…」と自己嫌悪。
「楽になった」と実感できませんでした💦
こうして、手抜きしたい気持ちと罪悪感の悪循環から抜け出せずにいました。
思い切って“料理をやめた”きっかけ
日々の忙しさが積み重なり、気づけばイライラする時間が増えていました。
以前は好きだった料理も、ただこなすだけの作業に変わり、
全く楽しいと思えなくなっていたんです。
ある日、どうしても抑えられないイライラが、子どもに向かってしまった瞬間がありました。
そのとき、はっとしました。
「家族のために良かれと思ってやっているはずなのに…これじゃ本末転倒だ」
そう思ったと同時に、自分が完全にキャパオーバーになっていることに気づきました。
そこから、「無理して全部を背負うのはやめよう」と決意。
まずは一番負担になっていた“毎日の料理”を手放すことから始めました。

手作りごはんが1番いいんだと思い込んでいた私には大きな決断でした。
でも、現状をなんとか変えたかったのです。
私が試した“料理やめた”生活パターン
料理をやめると決めても、もちろん家族には健康でいてほしいし、楽しい食卓の時間は守りたい。
いくつかの生活パターンを試してみることにしました。
週末に平日のおかずをつくりおき
まず試したのは、休日に平日分のごはんもまとめて作ってしまう作戦。
料理自体は好きなので、そこまで負担にならないだろう!と思い始めました!
実際には、大量の買い出しから調理までかなりの時間を要する事態に💦
せっかくの休日が料理でまるっと潰れてしまい、休む時間が無くなってしまいました。

買い出しも含めるとほぼ丸1日潰れてしまうので継続は難しいかな…
平日は宅食+週末だけ自炊
次に試したのは、平日は思い切って料理をしないパターン。
宅食サービスを使えば、帰宅後すぐに食べられるという安心感があります。
具材や種類も豊富で、思っていた以上に満足度が高く、平日の夜が一気にラクになりました。
週末は自分が作りたいものを作るスタイルにしたら、不思議と「これ作りたい!」という気持ちが戻ってきたんです。
ミールキットを使って“作るけど考えない”生活
次に試したのは、ミールキット生活。
献立を考えないだけでも本当にラクになります。
下ごしらえも済んでいるから、あとはレシピ通りに作るだけ。
作りたてを食べられるので美味しいし、「献立や手順を考える」という工程が消えるだけで、心の余裕が違いました。
夫と曜日で分担するスタイル
最後に試したのは、夫と料理を曜日で分ける方法。
平日は私、土日は夫が担当するスタイルです。
平日の忙しさは変わらないけれど、「土日は休める」というだけで気持ちがとても軽くなりました。

平日だけ、と決まっているのでがんばれました!
料理をやめて感じた3つのメリット
最初は料理をやめることに抵抗がありました。
「手作りごはん」が家族の幸せにつながる、という思いを捨てきれなかったのです…
でも実際に手放してみたら、メリットが多いことに気が付きました。
- 自分時間ができた:毎日30分、好きなことができる時間が生まれた
- 子どもとの会話が増えた:「ママ、今日ね…」と話す子どもにじっくり向き合えるように
- 笑顔で1日を終えられるようになった:私のイライラが減って家族も穏やかに
メリット①自分時間ができた
料理をやめた分、毎日寝る前に30分ほど“自分だけの時間”が持てるようになりました。
スマホをいじるのもよし、見たかったYouTubeを見るのもよし。
この短いけれど貴重な時間が、1日の終わりのリセットタイムになりました。
「明日も頑張ろう」と心穏やかに過ごせるようになったのは、私にとって大きな変化です。
メリット②子どもとの会話が増えた
以前は夕飯の時間も「早く食べなさい!」と急かしてばかり。
自分も時間に追われていたので、子どもの話をじっくり聞く余裕がありませんでした。
でも今は、少し気持ちと時間にゆとりができて、食事をしながら今日の出来事をゆっくり聞けるようになりました。
「ママ、今日ね…」と話す子どもの表情が嬉しそうで、その瞬間を味わえるのが幸せです。
メリット③笑顔で1日を終えられるようになった
これが、私が料理をやめて感じた一番のメリットです。
私のイライラが減ったことで、子どもたちも穏やかに過ごせるようになりました。
そして、家族みんなで笑顔で1日を終える時間が増えたことが、本当に嬉しかったです。
「家族みんなで楽しく過ごす」という理想が、無理せず自然に実現できるようになりました。
料理をやめても家族は健康に暮らせる
「料理をやめたい」という気持ちがあっても、やっぱり心配なのは家族の健康。
私も最初は、「買ってきたお惣菜や宅食ばかりで栄養は大丈夫かな…」と不安でした。
でも、今の宅食サービスやミールキットは、栄養バランスがしっかり考えられているものが多いんです。
管理栄養士が監修しているメニューや、野菜がたっぷり入った献立も豊富。
塩分やカロリーまで調整されているものもあります。
宅食サービスの栄養バランス

宅食のいいところは、ただ“手間が減る”だけじゃなく、栄養もちゃんと摂れること。
自炊するよりも品数も多く自然とバランスのいい食事になります。
私自身も、以前より野菜の摂取量が増えました。
冷凍食品やミールキットの工夫
「冷凍食品=ジャンク」というイメージはもう古いです。
今は冷凍のままでも栄養価を保てる技術が進化していて、野菜や魚も新鮮なまま届きます。
ミールキットなら下ごしらえ済みで、野菜も必要量がセットになっているので、
むしろ余らせず無駄なく食べられます。
家族が喜んでくれるメニューの例
宅食やミールキットを取り入れてから、「これ美味しい!」と家族から言われることが増えました。
自分では作らないようなメニューに出会えるのも楽しみのひとつ。
栄養面も満足感も、どちらもちゃんと守れると実感しています。

子どもに好評だったメニューは家でも再現してみたり…
料理のレパートリーも増えました!
「料理やめたい」けど罪悪感が消えなかった私へ
私がなかなか料理をやめられなかった理由は、
「理想の母像」があったからです。
料理上手で、優しくて、いつも手作りご飯を出す母親──そんな姿を自分に求めていました。
でも、その理想はいつの間にか完璧主義へと変わり、私をどんどん追い詰めていきました。
「料理をやめたい」と思いながらも、罪悪感が邪魔をしてなかなか踏み切れなかったんです。
作らないことは“家族を大切にしない”ことじゃない
以前の私は、「手作りこそが家族を大切にする証」だと信じていました。
でも、それは私の勝手な思い込み。
実際には、愛情は料理の手作り度で決まるものじゃありません。
むしろ、疲れ切ってイライラしている私の方が、家族にとっては迷惑だったはずです。
理想を押し付けていたのは、結局自分だったと気づきました。
私が元気でいることが家族への愛情
料理をやめたことで、私のイライラはぐんと減りました。
当たり前ですが、笑顔でいられる時間が増えると、家族の雰囲気も変わります。
「家族のため」にという理由で自分を犠牲にしてきたけれど、
本当に家族のためになるのは、私自身が元気でいることなんだと実感しました。
家族からもらった嬉しい言葉
料理をやめて心の余裕ができてから、
子どもたちが「ママ、あのね!」と話しかけてくれることが増えました。
以前は聞き流してしまうことも多かったけれど、今はちゃんと向き合って話を聞けます。
子どもたちの笑顔や会話の時間こそ、私にとって一番のごちそう。
その時間を守れるなら、料理をやめる選択は間違っていなかったと思います。
まずは“週1日料理しない日”から始めよう
料理をやめるといっても、いきなり毎日やめるのはハードルが高いですよね。
私も最初は、「1日だけなら…」という軽い気持ちで始めました。
最初は金曜夜の”ごはん作らない日”から
私が最初に決めたのは、金曜の夜は”ごはんを作らない日”にすること。
一週間頑張った自分と家族へのごほうびです。
帰宅後はレンジで温めるだけ。
この日だけはキッチンに立つ時間をゼロにして、ゆっくり家族と過ごしました。
たったそれだけでも、疲れ方が全然違いました。

この日だけは子どもが大好きなファストフードもOKにしてました!
次は何食べようかなぁ〜と考えるのも楽しい!
無理なく週3日まで拡大
週1日を続けていると、「この日が楽しみ!」という感覚が生まれました。
それがきっかけで、次第に週2日、週3日と“料理しない日”を増やしていきました。
全部をやめる必要はなく、自分と家族が心地よく過ごせるバランスを見つけることが大事です。
このタイミングで買ってくるお弁当だけでなく、
冷凍弁当や宅食、ミールキットなどを試してみました!
家族の意外な反応
正直、最初は「手作りじゃなくてもいいのかな…」と不安でした。
でも、家族は想像以上にあっさり受け入れてくれたんです。
「今日のご飯、ラクでいいね!」
「このおかず、美味しい!」
そんな反応をもらえたことで、私の罪悪感はどんどん薄れていきました。
【まとめ】料理をやめても家族はもっと幸せになれる
「ワーママだからこそ、料理をやめる選択もあり」
これは、私が実際に体験して心から思うことです。
- 自分時間が増えた
- 子どもとの会話が増えた
- 家族全員が穏やかに過ごせるようになった

そして何より、私自身が笑顔でいられる時間が増えました!!
もし今、「料理やめたいけど…」と迷っているなら、
まずは週1日だけ料理をしない日を作ってみてください。
大丈夫!料理をやめてもちゃんと幸せです!!
きっと、あなたや家族にとって新しい発見があるはず。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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